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座談会 働く場所は関係なし! Work from Anywhere ブラックラインのワークスタイルを語る

Work from Anywhere――それが、ブラックラインのワークスタイルです。マーケティング本部に在籍しているメンバーが住んでいるのは、東京をはじめ、大阪、名古屋、館山、イギリスとさまざまで、家事や育児、趣味など、自身のプライベートライフとバランスを取りながら業務を行っています。マーケティング本部長の大徳が、チームメンバーにブラックラインのワークスタイルについて聞きました。

マーケティング本部は総勢7人
マーケティング本部は総勢7人。
週次の全体ミーティングはオンラインで。

リモートワークで、ライフステージにあった働き方を実現

大徳まず簡単な自己紹介と、ブラックラインの働き方について、感想を聞かせてください。

岡上2019年12月に入社し、マーケティング業務全般を担当しています。住んでいるのは東京で、2歳半の子どもがいるので、保育園に送り出してから自宅で業務を開始し、業務終了後にお迎えに行くという生活です。リモートワークは、子どもと向き合う時間を大切にできますね。オフィスには気晴らし感覚で2週間に1回程度出勤しています。
 本社のある米国とのやり取りは朝一になりますが、在宅で早朝から仕事が始められるので時間の調整がしやすいです。リモートワークをする前は自分の仕事と育児で精神的に余裕がありませんでしたが、毎日心に余裕ができるようになってきました。

新井以前まで東京に住んでいましたが、夫の仕事の都合で2021年10月から大阪に移り、今はフルリモートで仕事をしています。マーケティングチームの中でインサイドセールスを担当し、ブラックラインに興味をお持ちのお客さまに対して、電話やメールでアプローチしています。お客さまと電話がつながりやすい時間帯を把握しておいて、柔軟に対応できるよう準備を整えています。

屋形房総半島の南端、千葉県館山市に住んでいて、業務委託という形でウェブサイトのブログ記事などのコンテンツを制作しています。もともと企業の経理部門を経て、外資系ソフトウェア企業で働いていましたが、セミリタイアして2015年に館山に移住しました。ERPや会計の知識があったので、「今までの経験を活かしたら?」と声を掛けてもらったことがきっかけで2020年にブラックラインと契約し、週に20時間程度仕事をしています。仕事以外にも庭や畑仕事なども楽しんでいますが、1日の中で大切にしているのは、妻と2匹の愛犬と一緒に過ごす時間です。

広田2019年から正社員として働いていましたが、当時から時短勤務を利用しつつ、週に何度かは在宅勤務をしていました。2020年8月に夫の仕事の都合でイギリスに引っ越すことになりましたが、ブラックラインから「イギリスからリモートワークしないか」とお声掛けいただき、3人の子どもの子育ての傍ら、業務委託契約でマーケティング支援業務に携わっています。
 1日の業務は平均すると3時間程度ですが、日によっては1時間だけとか、6時間といったように勤務時間はフレキシブルです。早朝や子どもが学校に行っている間の時間を使って、異国での生活を楽しむ時間も確保しながら、仕事をしています。

自分がどんなバリューを会社に提供できるかが大切

大徳ブラックラインの「Work from Anywhere」というワークスタイルについて、どう感じていますか?

岡上仕事、育児、家事のバランスが取れるようになりました。週末はしっかり心身を休められて、子どもと向き合う時間も十分取れて、落ち着いて遊んであげられます。以前の職場では、妊娠中で体調がすぐれない時期、リモートで働いているのが自分だけだったため、リアルでの重要な会議に参加できなかったりすることがありましたが、ブラックラインでは全員がリモートで働いているため、環境面での差を感じることなく業務に取り組みやすいと感じています。

新井自分が続けたいと思っていた仕事を、正社員として続けられるのがうれしいですね。夫の転勤などで引っ越す場合には、夫婦別に暮らすのか、妻が仕事を辞めてついていくかといった選択を迫られるケースが多いと思います。ブラックラインのように、住む場所が変わっても同じ仕事を行えるのは、キャリアを積んでいけるという点で大きなメリットだと思います。家事と仕事を同時並行できるので、今まで抱えていたストレスも軽減されました。

屋形今の働き方をするようになって、これまでのようにオフィスに通って仕事をするというのができなくなりました。働き方の変化が、自分が使うための資料作りから、不特定多数の人が読んで理解するコンテンツを作るという、自分にとっての新しいスキルを身につけるきっかけになって良かったと感じています。

広田仕事と子育てを両立できるのは大きなメリットですね。イギリスは日本と比べて公立の保育園や学童がない等チャイルドケアが整っていない面があり、子どものことを考えるとイギリスでは働けないと考えていました。ブラックラインは、フルリモートでフレキシブルに仕事ができて、子育てに時間がとられる数年間のためにキャリアをストップすることなく、長期的なキャリアプランを描けると感じています。

新井前職もリモートワークに対応しており、この働き方が自分に合っていると以前から思っていました。オフィスに行くことが仕事ではなく、自分が会社に対してどういうバリューを提供できるかという意識が大事だと思っています。私にとって、日常生活で時間の有効活用を意識しながらフレキシブルに働けるかどうかは、仕事を決めるうえで重要な軸になっていました。

岡上新井さんが言うように、ブラックラインの働き方は、バリューを提供することに集中できる環境だと思います。リモートワークは、通勤のストレスがないというのも大きいですね。

チャット、電話、リアルで
コミュニケーションのバランスをとる

大徳リモートワークでは、どうしてもリアルでのコミュニケーション機会が少なくなります。業務を進めるにあたって、意思疎通を図り認識の齟齬(そご)を防ぐために気をつけていることはありますか。

岡上リモートワークでのコミュニケーションの取りづらさは多少感じています。相手が隣に座っていたらすぐに確認でき、発生しなかったような問題が起こることもあります。チャットに時間を割きすぎないようにして、認識の齟齬が起こりやすいと感じたらすぐに電話するよう心掛けています。

新井「雑談」のなかから生まれるものが減ったことや、直接会話すれば生まれないような齟齬が起きるのは課題だと感じています。入社したての頃は、誰に確認すればよいのかわからないという問題に直面したこともありましたが、何でも聞けるチャットのグループを作ったり、オープンなコミュニケーションを取れる環境を作ることが大事だと思います。オープンな場でコミュニケーションを取れば、そこから会話も広がっていきますよね。コロナ禍が落ち着いたら、今と同じリモートワークを中心にしながらも、定期的に会う機会を利用して、リアルとオンラインのバランスを取るというのが理想的だと思います。

屋形たしかにリモートワークになってから、もともとあったコミュニケーションがなくなっている感覚があり、手間や面倒さを感じることがあります。リアルな会話では小ネタなども伝えられますが、それを文字にするとなると相手との距離がなかなか縮まらず、伝えたいことを十分に伝えきれないもどかしさが残る気がします。

広田コミュニケーションを取ろうとする相手がいまどの程度忙しいのかなど、雰囲気を察知できない面はあります。同様に、自分の仕事が周囲に対してオープンになっていないと感じることもあります。自分からオープンな姿勢を作ることが大切だと思うようになりました。

制度とカルチャー、そして信頼関係が
リモートワークには大切

大徳リモートワークや働き方の多様性を支えるのは「制度」なのか、それとも「カルチャー」なのか、どう思いますか。

岡上制度があっても使われないと意味がないので、カルチャーが大事だと思います。これまで2社の日系企業を経験しましたが、生産性は勿論気にかけつつも、どうしても業務量的に残業するのが前提でした。ブラックラインでは「定時で終われるように業務量を皆で調整しよう」と上司に言ってもらえて安心できました。ブラックラインのカルチャーを感じることはたくさんあって、例えば社長自ら家事や育児に積極的に参加している姿はとても印象に残っています。経営トップが家庭を大事にしているので、自分の子どもに何かあったときにも、同じように家族を重視できます。

新井私もカルチャーが大事だと思います。前職の外資系企業では、独自のカルチャーが確立されており、残業をしない姿勢やノーと言える環境が整っていました。多国籍企業ならではの特徴だと思っていたのですが、社員が日本人ばかりのブラックラインでも、こうしたカルチャーが根づいていることに入社当時驚きました。日本企業の場合、制度は整っていても自由に使うのが難しいという側面があるので、カルチャーはとても大事だと思います。

屋形カルチャーがないと制度が生きてこないことが多いですよね。ただ、カルチャーを変えるためには、トップの意識・行動が変わらなければならなくて、掛け声をかけるだけでは社員の働き方を変えるのは難しいでしょうね。実際に、経営トップが率先して現場をリードしていったからこそ、今の職場でも前職でもうまく運用できていると感じます。

広田カルチャーはもちろんですが、制度面の整備も大事です。仕事の基礎になるのは、納得感や公平感、信頼関係だと思います。特にリモートワーク環境下では、信頼関係が築かれていなければ、率直な意見を交わすことが困難になります。皆が納得する制度を整え、制度のなかで個々の働き方をリスペクトできるカルチャーを形成することが重要だと思います。

大徳リモートワークを維持していくには、制度とカルチャー、そして互いの信頼関係が大切だということですね。これからも、自分の生活を大切にしながら、自分のスキルを活かしていきましょう。

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