導入事例BlackLineで決算業務の課題を解決したお客様の事例をご紹介します

ホーム > 導入事例 > 株式会社ダスキン

株式会社ダスキン ダスキン、事業環境の変化に対応する経営基盤の構築に向け クラウド型経理業務変革プラットフォームのブラックラインを導入

〜経理DXを加速させ、社会課題の解決に向けた事業ポートフォリオ変革に寄与~

【導入の背景】

ダスキンは、清掃・衛生用品のレンタル及びフードサービス事業のミスタードーナツなどを主な事業内容とし、更にこれらに関連する事業を、フランチャイズシステムを中心に展開しています。日本国内では高齢化社会の進行に伴い、介護問題の深刻化や食の安全・安心志向が一層高まっています。さらに、コロナ禍も継続する中で、衛生管理における様々なニーズに対応する商品やサービスが求められています。ダスキンでは2023年3月期より中期経営方針2022をスタートさせ、事業環境の変化に対応し、社会課題の解決に向けて、事業ポートフォリオを変革することで“道と経済の合一”(社会価値向上と経済価値向上の実現)を目指すことを基本方針としています。

経理部においては、基本方針に基づくテーマである「経営基盤の構築」に向け、経費精算や請求書業務へのクラウドサービス導入など、積極的に経理DXに取り組んできました。しかしながら、決算においてはExcelや紙の帳票による非効率性と属人性が依然として多く残り、経営基盤強化の施策のひとつであるシェアードサービスセンターの運用・効率化を実現する上でも、決算業務の効率化・標準化が大きな課題となっていました。

【BlackLine導入の狙い】

ダスキンが経営基盤の強化のためバックオフィス部門の業務効率化を進める中、経理部では業務のIT化を加速させる必要があると判断し、その一つの手段として2022年6月、経理の業務基盤としてBlackLineを導入することを決定しました。2022年7月より導入プロジェクトをスタートさせ、2022年11月末にタスク管理モジュールを計画通りに稼働、現在は勘定照合モジュールの導入を進めています。

BlackLineを活用した決算業務のデジタル化の狙いは以下の通りです。

1)経理業務の効率化とどこからでも働ける環境づくり
・ペーパーレスのさらなる推進
・決算関連情報の一元管理
・リモート決算、リモート監査の実現

2)決算業務の可視化と標準化の推進
・決算の進捗管理、負荷管理
・業務改善サイクルの確立

今後はシェアードサービスセンターでの利用やグループ会社への展開、他のモジュールへの拡張を検討し、経理業務の変革を推し進めていきます。

株式会社ダスキン 経理部 部長 塚本浩司氏は次のように述べています。 

「経理機能における経営判断支援機能の強化を図り、経理組織の高度化を目指すなかで、決算業務の集約化が重要課題と認識しております。専門知識を要し、属人性が強い決算業務をいかに可視化し、品質維持をしながら投下労働時間のばらつきをいかに標準化できるかが、積年の課題でありました。また、経理業務の全面IT化でラストワンマイルの一つとして決算業務のIT化であり、それを埋めてくれる製品がBlackLineであると位置付けております。まだまだ、弊社は決算業務のプロセス管理機能に限ったスモールスタート段階ではありますが、今後、残高照合、仕訳連携、差異分析へと発展させ一層の効率化を図りたいと考えております。」

ブラックライン株式会社 代表取締役社長 宮﨑盛光は次のように述べています。

「ダスキン様の経理業務の基盤としてBlackLineをいち早く採用いただき、高い期待を寄せて頂いていることを大変嬉しく思います。経理DXを進められる中で、経理業務全面IT化のラストワンマイルである決算業務の可視化と標準化を実現し、経理組織の高度化に向けて、より付加価値の高い業務に集中できる環境を整備します。これからもダスキン様がかかげる“事業を通じた社会課題の解決”をサポートすべく、経理組織の人材価値の最大化に貢献できることを目指して参ります。」

【株式会社ダスキンについて】

ダスキンは、日本でいち早くフランチャイズシステムをとり入れ、創業期からフランチャイズビジネスを確立するとともに、その後の事業展開でも、常にフランチャイズビジネスの可能性を追求してきました。事業領域は、環境衛生から定期訪問レンタルサービス、高度なプロの技術による役務サービスや店舗販売によるフードサービスまで多岐にわたり、様々な業態でフランチャイズビジネスを展開しています。


企業情報

業界 消費者サービス

お気軽にお問い合わせください

TEL.03-4540-4310

営業時間 9:00 - 17:30 お問い合わせ