フジ住宅、クラウド型経理業務変革プラットフォームの ブラックラインを導入し、決算プロセスの標準化と効率化を推進
フジ住宅、クラウド型経理業務変革プラットフォームのブラックラインを導入し、決算プロセスの標準化と効率化を推進
〜可視化・一元化・標準化を推進し、業務品質の向上と持続可能な経理体制の構築を図る~
クラウド型経理業務変革プラットフォームを提供するブラックライン株式会社(日本法人:東京都港区、代表取締役社長:宮﨑盛光、以下「ブラックライン」)は、フジ住宅株式会社(本社:大阪府岸和田市、代表取締役社長:宮脇宣綱、以下「フジ住宅」)が、自社の決算プロセスの標準化と効率化を推進する業務基盤として「BlackLine」を導入し、稼働したことを発表します。
導入の背景
フジ住宅は、大阪府下及び周辺地域を営業地盤とする東証プライム上場企業で、新築戸建住宅、分譲マンションの販売、中古住宅、土地有効活用、賃貸及び管理等を手掛ける「住まいのトータルクリエイター」です。
人口減少や労働力の減少、資材費の高騰など、日本の住宅産業を取り巻く環境が厳しい中、地域密着型経営を特徴に、「売りっ放し、建てっ放し」にしないことをモットーに、顧客の期待と信頼に応える質の高い住宅づくりとサービスを提供し、2025年3月期には、売上高および各段階での利益において中期経営計画の目標値をすべて上回り、過去最高売上、利益を計上するなど、堅実な成長を続けています。 経理部門においては、限られたリソースで会社の成長を支えるとともに、財務健全性を確保すべく業務を遂行していましたが、業務の属人化が業務の継続性において懸念事項となっていました。また、会計システムの刷新が計画されており、プロジェクトリソース確保のために業務を効率化する必要性にも迫られていました。
そこで、業務を可視化し、タスクを効果的に整理し、標準化を促進するソリューションの検討に着手し、2024年6月、決算プロセスを改革するソリューションとして国内外で実績のあるBlackLineの導入を決定しました。
導入プロジェクトの概要
・プロジェクト期間:2024年7月プロジェクト開始、2024年11月稼働 ・導入モジュール:タスク管理 ・狙い: ① 決算プロセスの可視化と、作業手順、関連データなどの一元化と共有 ② 経験知の高いメンバーのナレッジ、ノウハウの資産化 ③ ペーパーレス化の推進 ④ 会計システム刷新に備えた業務要件の整理 今後は、決算業務の品質向上と持続可能な経理体制づくりを推進すべく、BlackLineの習熟度を高めて効果の最大化を図ります。また、業務のさらなる効率化や高度化に向けて、BlackLineの他のモジュールを検討することも念頭にありますが、時期については未定です。
フジ住宅株式会社 経営企画部経理課 課長 辻原陽介氏 は次のように述べています。
「現在は、業務経験の長い社員のノウハウにより、スムーズな経理決算業務を実施できていますが、メンバーの異動や定年退職による将来的な業務継続性の懸念がありました。また、会計領域では老朽化した複数のシステムが乱立し、経理業務を一気通貫で管理できていない状況があり、各システムのカバー範囲の把握や新会計システム導入に向けた要件整理にも苦慮していました。
こうした課題を解決するためには『特定の人員に偏った業務知識の共通資産化』と『業務プロセス可視化によるシステムの要件整理』に取り組む必要があり、BlackLineは私たちが求めていた機能を網羅していると確信して導入を決断しました。
本番運用開始後は、BlackLineのタスクとして各業務を管理する意識が根付いたほか、長年の課題であった課内フォルダの整理もタスクに則って進めることができました。従来はすべて紙で運用していた決算の内部統制でも、BlackLine活用によりペーパレス化を実現し、導入当初に期待していた効果を得られています。
今後は、経理業務の全体像の把握ができるため、ひとつひとつのタスクの主旨や目的を理解したうえで決算処理を行うことができる体制の構築に移っていく予定です。」
ブラックライン株式会社 代表取締役社長 宮﨑盛光は次のように述べています。
「フジ住宅様が、経理業務の基盤としてBlackLineを採用し、稼働したことを大変嬉しく思います。世界経済の先行きの不透明感が一段と強まる中、経理部門への期待がますます大きくなっています。
一方で、多くの企業において経理部門の業務負荷の増大や属人化は大きな課題となっており、デジタルを活用した業務変革はもはや避けて通れません。BlackLineは、最も業務負荷の高い決算プロセスを中心に経理業務の大幅な効率化と標準化、統制強化を、実現し、より付加価値の高い業務に集中できる環境を整備することができます。
『「人にしかできない価値」を生み出すために、テクノロジーを活かす』というフジ住宅様のDX戦略の実現に向け、今後も経理部門の業務変革の進展に貢献して参ります。」
【フジ住宅株式会社について】
フジ住宅株式会社は1974年に設立し、大阪府下及び周辺地域を営業地盤とする東証プライム上場企業で、新築戸建住宅、分譲マンションの販売、中古住宅、土地有効活用、賃貸及び管理等を手掛ける「住まいのトータルクリエイター」です。
当社グループでは「社員のため、社員の家族のため、顧客・取引先のため、株主のため、地域社会のため、ひいては国家のために当社を経営する」という経営理念のもと、富士山のように日本一愛される企業を目指して参ります。 詳しくはhttps://www.fuji-jutaku.co.jpをご覧ください。
【ブラックラインについて】
ブラックラインは経理業務プロセスの可視化、標準化、自動化、統制強化を実現する経理業務変革プラットフォーム「BlackLine」を提供しています。世界130か国以上、約4,400社の企業、390,000 を超えるユーザーに利用され、日本国内でも100社以上に導入されています。特に決算業務を中心に、既存の会計システムなどでカバーされない手作業をデジタル化することで、経理人材のスコアキーパーからビジネスパートナーへのシフトを支援します。また如何なる環境でも持続可能かつリアルタイムにグループ全体の経理データが可視化されることで、ガバナンス強化や経営の意思決定の迅速化に貢献します。詳しくはwww.blackline.jpをご覧ください。
【ご参考:BlackLineを構成する6つのモジュール】
