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ブラックライン、2021年通期決算を発表、全世界で昨年比21%増収 日本法人は売上、顧客数ともに2倍以上の成長を達成

ブラックライン、2021年通期決算を発表、全世界で昨年比21%増収 日本法人は売上、顧客数ともに2倍以上の成長を達成

~いまだかつてない危機の最中だからこそ、全ての経理財務が経営の羅針盤となる世界を創る~

ロサンゼルス- 2022年2月10日 ― BlackLine, Inc.社 (Nasdaq証券コード:BL、以下ブラックライン)は、2021年12月31日に終了した第4四半期および通期決算を発表しました。2021年通期のGAAP総収入は4億2,570万米ドル、2020年度比21%増収、2021年 第4四半期の新規顧客の純増数は121、2021年12月末時点での総顧客数は3,825件を達成しました。また、企業ユーザーベースは328,389件に拡大し、109%のドルベース売上継続率(NRR)を達成しました。

最高経営責任者(CEO)のマーク・ハフマンは、次のようにコメントしました。
「戦略を展開しながら、これまで積み重ねてきた技術をさらに進化させ、達成した第4四半期の業績には非常に満足しています。特に最近締結したFourQの買収は、さらに成長しつつある企業間取引ソリューション市場における当社のリーディングカンパニーとしての地位をさらに盤石なものにし、2022年に向けてのモメンタムを確固たるものにしています。市場の強い需要と当社の展開力が組み合わされることで、当社の長期的な成長基盤がさらに堅固なものになってきました。今後もさらにお客様の成功、プラットフォーム革新、そしてグローバル展開への投資を進めて参ります。」

詳細はこちらをご覧ください。https://www.blackline.jp/info/20220215-380.html
本社が2月10日に発表した原文はこちらをご覧ください。https://investors.blackline.com/news-releases/news-release-details/blackline-announces-fourth-quarter-and-full-year-financial-3

日本法人であるブラックライン株式会社 代表取締役社長 宮﨑盛光は、本社決算発表と2021年2月の就任から1年を迎えるにあたり、次のようにコメントしました。

「ちょうど1年前、就任直後の挨拶で『持続的な企業経営を進めるお客様にとって、ブラックラインがなくてはならないパートナーになることを目指して参ります』と申し上げました。2021年は新しい生活様式ならびに働き方が一層浸透しました。同時に、相次ぐ変異株の出現やそれに伴う社会経済の混乱、脱炭素への挑戦の加速や企業価値向上に向けた経営者と株主の対立など、先行きを見据えることがより難しい、不確実性の高い世界だったと言えます。

このような先行き不透明な状況下においても、経営者は意思決定をし続ける必要に迫られています。

そのため、経営の舵取りには、羅針盤たる精緻でリアルタイムな財務データがこれまで以上に必要な状況にあります。そして、その羅針盤を司り、舳先の向かうべき先の判断を支えるようなCFO・経理財務部門の存在意義と価値が劇的に高まっていると感じています。

経営の舵取りの一端を担う重要な役割が増す中で、社会で巻き起こっている働き手の減少や人材の流動化の加速に伴う人材獲得競争に、経理財務部門も直面しています。

これからの経理財務人材には、他の事業部門と同様、データを分析する能力、新しいテクノロジーを活用する能力が求められますが、そのような人材獲得は、日本だけでなく、世界の成長企業が直面する経営課題です。実際、全世界約1,100人のCFOへのアンケートによれば、現在の経理財務部門に、今後の企業成長のために必要なスキルを持った人材が揃っていると信じるCFOはわずか14%です(*1)。経営の羅針盤としての価値の高まりに応え、人材獲得競争に打って出て勝ち残るには、経理財務部門が変革しなければならないのは明らかです。

当社は米国時間2022年2月10日に決算発表を行い、2021年は全世界で売上高は前年比21%増、顧客数は昨年より392社増の3,825社という業績を残すことができました。日本では、昨年対比で売上、顧客数ともに2倍以上の成長遂げることができ、経理財務部門が経営パートナーとなり人材獲得競争にも勝ち残るべく、変革へのニーズが日本国内でも高まっていることを強く実感した1年となりました。

2022年、全ての企業はESG、 SDGsで問われる持続可能性の高い企業であり続けることが求められています。企業価値の源泉として無形資産の重要性が増す中で、従来の財務データだけでなく、非財務データも含め、不確実性の高い未来に向けた企業の姿勢をステークホルダーに示すために、経理財務部門の役割は、取引を正しく記帳するスコアキーパーから、経営層のビジネスパートナーへと機能シフトをしていく必要があります。同時に、個々人の働く環境自体が持続可能であることも必要不可欠であり、経理財務部門も例外ではありません。

BlackLineは、今まで人が行っていた経理業務の領域をデジタル化し、働き方をモダンファイナンス化することで、 経理財務部門が新たな価値創造に時間を使うためのプラットフォームです。多くの経理財務部門の方が最も負荷が高いと感じている決算業務(*2)を一気通貫で可視化・標準化・自動化・統制強化し、経理業務そのものの変革を行います。それにより今まさに求められている定型業務からの脱却、そして戦略的経理部門への変革に取り組むことができる 、さらにはこれからの働き手にとってより魅力的な働く場所として人材獲得競争に打ち勝つことができる経理財務部門を実現します。

“欧米に負けないコントローラーという役割を日本に誕生させ「社会価値」を上げる企業であり続けてほしい”

お客様から頂いたこの言葉をブラックライン株式会社社員全員の力強い意志の支えとして、お客様の社会価値向上に全力を注ぎ続けます。

“ユーザー企業とブラックラインが共に切磋琢磨し、刺激し合いながら、共に成長していく”

昨年フルリモート環境下で立ちあがったユーザー会「 BJUG(ビージャグ、BlackLine Japan User Groupの略称)」の初めての総会で、ユーザー会会長が下さったこの言葉を胸に刻み、全社員が一丸となって事業に取り組んでいます。

経理財務部門は今でも多くの業務がマニュアル作業であり、それに伴うガバナンスや長時間労働の問題を今すぐ改善しなくてはならない、これらの課題に今取り組まないと人材獲得競争に臨むことはできない、そのように考えるCFO、経理財務部門の方々とこの1年間で数多く出会い、その実現に向けて多くの期待を寄せて頂いております。私達のコアバリューである、『Think, Create and Serve.(考え、創り出し、奉仕する)』の精神のもとに、これからもお客様の声に耳を傾け、伴走し、応えていきます。」

*1:Ebook「優秀な経理人材の獲得・定着のために企業がとるべき対応とは」

https://www.blackline.jp/resources/attract-talented-accounting-person.html

*2:日本CFO協会実施 財務マネジメントサーベイより

https://www.blackline.jp/resources/78d46d419f399dfdf24f6c57825b8936764ac797.html

■ブラックラインについて

ブラックラインは決算業務プロセスのデジタル化、リモート決算を実現するクラウド型決算プラットフォーム「BlackLine」を提供しています。「BlackLine」は運用効率向上、リアルタイムの可視化、統制およびコンプライアンスの改善によって、単一の統合クラウドプラットフォーム上で決算業務管理と経理業務の自動化が可能となり、導入企業は継続的な経理モデルへと変革することができます。そして、自動化による経理財務業務の近代化を支援することで、より正確で洞察に富んだ決算報告書の作成とさらに効率的な決算処理を実現できます。世界130か国以上、3,800社の企業、325,000を超えるユーザーに利用されています。詳しくはwww.blackline.jpをご覧ください。