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ブラックライン株式会社は、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)への賛同を表明いたしました

ブラックライン株式会社は、この度、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)への賛同を表明いたしました。

TCFD とはTask Force on Climate-related Financial Disclosuresの略で、「気候変動が企業や機関の財政面にどのような影響を与えるのか」についての情報開示を推進するため、2015年12月にG20 の要請を受けた金融安定理事会によって設置されました。

気候変動に関連する財務リスクと機会についての情報開示の普及により、企業がリスク管理や戦略立案プロセスに気候関連リスクと機会を反映することは自然な流れとなります。これにより、企業や投資家は、低炭素経済への移行に伴う潜在的な財務への影響や気候関連の物理的リスクに対する理解を深めることができます。また、開示される情報はより意思決定に役立つものとなり、リスクと機会はより正確に評価され、効率的な資本配分が可能となると考えられます。

ESGの要素が将来の企業価値に大きく影響するとの認識の高まりに応じて、欧州委員会やIFRS財団などが、サステナビリティ情報の開示基準の開発をすすめています。気候変動関連情報を皮切りに、企業価値への影響が大きいサステナビリティのテーマについて年次報告する実務が近い将来発生すると考えられます。

ブラックラインのデジタルプラットフォームは、企業の気候変動関連情報の開示について、基礎情報の収集から開示文案作成までのプロセス、さらにKPI設定・管理などの一連の経営管理業務を支援しています。当社は今後、TCFDの枠組みに基づく情報開示に取り組んでいくとともに、同プラットフォームの提供を通じてユーザー企業の気候関連情報開示を支援し、持続可能な社会の実現に貢献します。
TCFD公式サイト:https://www.fsb-tcfd.org/

この度6月16日(木)に本取り組みについてご紹介するオンラインセミナーを有限責任 あずさ監査法人と弊社で共催します。セミナーでは、ESG・非財務情報の開示に関する動向を説明するとともに、TCFD提言に沿った気候変動関連情報の開示実務、KPI設定、管理方法について解説します。

詳細はこちらから:https://www.blackline.jp/event/webinar/20220616KPMG-BL.html