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ブラックライン、企業間財務管理における業界初の 「税務のハイパーオートメーション」機能を発表 高度な自動化と分析で、企業間の税金フローを最適化、管理と透明性を向上

ブラックライン、企業間財務管理における業界初の 「税務のハイパーオートメーション」機能を発表

高度な自動化と分析で、企業間の税金フローを最適化、管理と透明性を向上

ロサンゼルス - 2022年9月27日 – 経理業務自動化ソフトウェアのリーダー、BlackLine社(Nasdaq証券コード: BL、以下ブラックライン)は、企業間財務管理における業界初の「税務のハイパーオートメーション」機能を発表しました。この機能によって、多国籍企業は複数の法人、請求経路、国や地域にまたがる複雑な取引を適切に処理できるようになります。

市場をリードするBlackLineのインターカンパニー・ソリューション機能の拡張は、国境を越えた報告手続きや、税務の即時報告およびeコンプライアンスに対する税務当局の要求の高まりなど、世界規模でグループ企業間の税務調査が増加している企業に対応するためのものです。BlackLineの新しい「税務のハイパーオートメーション」機能は、今日の複雑かつ世界規模で相互に結び付いたビジネス環境に伴う財務コンプライアンスや税務などのリスク軽減を目的としており、多国籍企業がグループ会社間の税務ワークフローを理解し自動化できるように、次のような機能を提供しています。

  • 取引フローの事前設定:国やサービスごとに特有の税務を自動的に適用することで、税務の正確性が高まり、追加のリソースも不要になります。
  • 税法に準拠し監査に対応した請求書:コンプライアンス遵守、監査サポート、税控除請求サポートを確実に行えるよう、国や地域の枠を超えて請求書が自動生成されます。
  • BEAT(税源浸食濫用防止税)および免税事項の識別と分類:BEATとBEPS(税源浸食と利益移転)に関するエクスポージャーを、手作業による介入なしで管理します。
  • サービスの種類を事前設定:サービスの性質に基づいて、どの税制が適用されるかを自動的に通知することで、税務の精度が高まると共に全体的な税控除可能性が向上します。
  • 標準規格に準拠したオープンAPI:クライアントが自身のニーズに基づいて選択する間接税エンジン間での相互運用を実現します。

世界的な産業リサーチ会社Gartner®の最新レポート「2022年の戦略的テクノロジーのトップ・トレンド」*の中で、インフラストラクチャー&コミュニケーションサービス担当のアナリストでバイスプレジデントのデイヴィッド・グルームブリッジは次のように述べています。「成長、デジタル化、オペレーショナル・エクセレンスがますます重視される中、より優れた、より幅広い自動化へのニーズが高まっています。ハイパーオートメーションは、可能な限り多くの業務プロセスを特定し、入念に識別し、自動化するためのビジネス主導のアプローチです」。

ブラックラインはこのアプローチを採用し、税務のハイパーオートメーションを「企業間プロセスにおける財務の縦割り化を解消するために、税務上重要な自動化機能を総合的にマッピングし組織的に使用すること」と定義しています。税務のハイパーオートメーションは、複数の法人や請求経路にまたがる組織の全体的な税負担を最適化します。

「どんな企業でも、企業間取引において税制を考慮することは非常に重要です。しかし、グループ企業間取引は別々に管理されることが多く、この分野の関連当事者のプロセスや自動化は、第三者間取引に比べると管理や関心の面で大幅に遅れています」と、ブラックラインのインターカンパニー担当マネージングディレクター、Varun Tejpalは、次のように述べています。「一方、企業間財務管理は、企業間の業務を最適化するために税制に対する考慮を織り込むアプローチです。BlackLineの新機能は、基礎となるテクノロジーとビジネスプロセスの最適化を提供することで、税務部門に決定権を与え、お客様の管理機能、透明性、そしてビジネス全体の業績を大幅に向上させることができます」。

ブラックラインによるグローバルな税務管理機能の強化は、企業間財務管理に対する同社の幅広い戦略の一環です。この分野は、新たなインターカンパニー・ソリューションとして、社員の効率性と会計上の正確性を最大化すると同時に、税金エクスポージャーの最適化、課税漏れの最小化、一貫性のある税務と法令遵守の実現を目指しています。

デロイトのBlackLineアライアンスリーダーであり、Deloitte & Touché LLPのリスク&財務アドバイザリーマネージングディレクターでもあるTom Toppenは、次のように述べています。「規制と取引がともに増加するにつれ、多国籍企業は企業間取引のサポートや税務当局への報告に関する意思決定という課題に直面する可能性があります。グローバルな取引バリューチェーンにおける企業間フローを自動化することで、手作業を減らし、全体的な税務コンプライアンスを向上させるとともに、幅広いビジネス戦略をサポートする付加価値の高いインサイトを提供する新たな方法も発見することができます」。

ブラックラインの企業間財務管理ソリューションについて詳しくは、https://www.blackline.com/intercompanyをご覧ください。

*ガートナー社電子書籍『2022年の戦略的テクノロジーのトップ・トレンド』、デイヴィッド・グルームブリッジ、https://www.gartner.com/en/information-technology/insights/top-technology-trends

GARTNERは、米国およびその他の国におけるGartner, Inc.および/またはその関連会社の登録商標およびサービスマークであり、本文書では許可を得て使用されています。無断転載は禁じられています。

本プレスリリースは本社が9月27日に発表したものの日本語翻訳版となります。本文はこちらをご覧ください。

【ブラックラインについて】

ブラックラインは、経理業務プロセスの可視化、標準化、自動化、統制強化を実現する経理業務変革プラットフォーム「BlackLine」を提供しています。世界130か国以上、4,000社の企業、347,000を超えるユーザーに利用されており、特に決算業務を中心に、既存の会計システムなどでカバーされない手作業をデジタル化することで、経理人材のスコアキーパーからビジネスパートナーへのシフトを支援します。また、如何なる環境でも持続可能かつリアルタイムにグループ全体の経理データが可視化されることで、ガバナンス強化や経営の意思決定の迅速化に貢献します。詳しくはwww.blackline.jpをご覧ください。