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ウシオ電機、クラウド型経理業務変革プラットフォームの ブラックラインを導入し、決算プロセスの可視化と標準化を推進

ウシオ電機、クラウド型経理業務変革プラットフォームのブラックラインを導入し、決算プロセスの可視化と標準化を推進

〜決算業務の効率化と品質向上を実現し、内部統制の強化と事業戦略を支える経営基盤の確立を目指す〜

クラウド型経理業務変革プラットフォームを提供するブラックライン株式会社(日本法人:東京都港区、代表取締役社長:宮﨑盛光、以下「ブラックライン」)は、ウシオ電機株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:内藤宏治、以下「ウシオ電機」)が、決算プロセスの可視化と標準化を推進する業務基盤として「BlackLine」を導入したことを発表します。

導入の背景 

ウシオ電機は、1964年の創業以来、「光」のイノベーションカンパニーとして、紫外線、可視光、赤外線および、その周辺波長領域を含めた光の機能や用途を解明し、カタチにすることで、独自の技術や製品、サービスを提供しています。「インダストリアルプロセス(半導体、精密機器、電子部品など)」「ビジュアルイメージング(プロジェクター用光源、各種照明など)」「ライフサイエンス(光を応用した医療、環境対策、農業技術など)」の3つの事業領域を軸に、数多くの分野で世界初や世界トップシェア製品を生み出しています。

経理財務部においては、中期経営計画のもと、事業戦略を支えるために経営基盤の構築に取り組んでいます。しかし、足元の経理財務の現場では、経理業務の中で大きなウェイトを占める決算業務においてExcelを用いた手作業が多く、より付加価値の高いアウトプットを出すためには、決算業務の効率化と品質向上が大きな課題となっていました。

BlackLine導入の狙い

ウシオ電機では、こうした課題を早期に解決するために、2023年11月、決算業務のプラットフォームとしてグローバルで実績のあるBlackLineの導入を決定し、2024年3月度決算より本番運用を開始する予定です。

①決算プロセスの可視化
決算プロセスを共通のプラットフォームで実行し、決算に関連する情報を一元化することで、決算の進捗状況や個⼈別の業務負荷を可視化する。

②決算業務の標準化
勘定照合やコミュニケーションプロセスをデジタル化し、業務手順を標準化することで、業務品質の向上と効率化を実現する。

③決算業務の統制強化

①、②により、決算タスクや承認のログが自動で漏れなく記録され、タスクの内容や進捗状況、承認フローを第三者が確認することができる状態を確立する。

 

プロジェクトのスケジュールと期待効果

・導入モジュール:タスク管理、勘定照合
・導入スケジュール:2023年11月末 ~ 2024年3月度決算より本番運用開始予定。
・期待効果:
・決算の進捗管理の効率化
  ・個人別業務負荷の可視化による決算タスクの遅延防止と迅速なサポート体制の整備
  ・統制環境の整備による誤処理や抜け漏れの撲滅
  ・監査のための資料準備や問合せ対応などの監査対応業務の効率化
  ・決算業務のナレッジやノウハウの集積と形式知化による業務レベルの均一化と品質の向上

ウシオ電機では、今後の展望として、今回のBlackLine導入で決算業務のナレッジとノウハウを蓄積し、その後、グループ会社へ展開することを想定していますが、時期については未定です。

 

ウシオ電機株式会社 経理財務部 部長 瀧澤秀明氏 は次のように述べています。

「世の中の変化が激しい中で、決算作業はそれほど進化していない現状があります。メール、ERP、紙の伝票、Excelなど、様々な媒体に渡って決算情報が分散しているため、作業効率や進捗管理は個人の能力や経験に大きく依存しています。また、統制の整備や監査対応などの業務負荷も年々増加しています。ブラックライン社の提供するソリューションを通じて、これらの課題が当社だけでなく多くの企業に共通していることが明らかになりました。自社だけで解決策を模索するよりも、既に標準化されたパッケージを利用することで、迅速に課題に対応できると考え、ブラックライン社の製品を導入しました。これにより、属人化からの脱却、業務品質の向上、効率化を図り、より付加価値の高い業務へとシフトしていくことを目指します。」

ブラックライン株式会社 代表取締役社長 宮﨑盛光は次のように述べています。

「ウシオ電機様に、経理業務の基盤としてBlackLineを採用いただいたことを大変嬉しく思います。世界経済の先行きの不透明感が一段と強まる中、経営の羅針盤を担う経理財務部門への期待はますます大きくなっており、デジタルを活用した業務変革はもはや避けて通れません。決算業務や関係会社間取引の照合・管理など、経理業務の中でも特に負荷の高い業務を可視化・標準化・自動化することは、より付加価値の高い業務に集中できる環境の整備につながります。私たちは、これからもウシオ電機様の経理財務部の人材価値最大化に貢献できることを目指して参ります。」

【ウシオ電機株式会社について】

ウシオ電機株式会社は、1964年設立。紫外から可視、赤外域にわたるランプやレーザー、LEDなどの各種光源および、それらを組み込んだ光学・映像装置を製造販売しています。半導体、フラットパネルディスプレイ、電子部品製造などのインダストリアルプロセス分野や、デジタルプロジェクターや照明などのビジュアルイメージング分野で高シェア製品を数多く有しており、近年は医療や環境などのライフサイエンス分野にも事業展開しています。詳しくはhttps://www.ushio.co.jpをご覧ください。

【ブラックラインについて】

ブラックラインは経理業務プロセスの可視化、標準化、自動化、統制強化を実現する経理業務変革プラットフォーム「BlackLine」を提供しています。世界130か国以上、4,300社以上の企業、375,000 を超えるユーザーに利用されており、特に決算業務を中心に、既存の会計システムなどでカバーされない手作業をデジタル化することで、経理人材のスコアキーパーからビジネスパートナーへのシフトを支援します。また如何なる環境でも持続可能かつリアルタイムにグループ全体の経理データが可視化されることで、ガバナンス強化や経営の意思決定の迅速化に貢献します。詳しくはwww.blackline.jpをご覧ください。