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あらた、業務の標準化とガバナンス強化を推進し、グループの 成長戦略を支える経理の業務基盤として、ブラックラインを導入

あらた、業務の標準化とガバナンス強化を推進し、グループの成長戦略を支える経理の業務基盤として、ブラックラインを導入

〜業務の可視化・標準化・効率化を推進し、経理業務の高度化と持続可能な組織づくりを図る〜

クラウド型経理業務変革プラットフォームを提供するブラックライン株式会社(日本法人:東京都港区、代表取締役社長:宮﨑盛光、以下「ブラックライン」)は、株式会社あらた(本社:東京都江東区、代表取締役社長執行役員:東風谷誠一、以下「あらた」)が経理業務の標準化とガバナンス強化を推進し、グループの成長戦略を支え、企業価値の向上と人材価値の最大化に貢献する業務基盤として「BlackLine」を導入し、稼働したことを発表します。

導入の背景

あらたは、化粧品、日用品、家庭用品、ペット用品など、幅広い生活必需品を扱う国内最大規模の卸商社です。2002年に有力な卸商社各社の統合によって設立され、現在は東京証券取引所プライム市場に上場しています。国内の卸事業を取り巻く環境は、国内人口の減少というトレンドに加え、近年の人件費や物流費の高騰などにより、一段と厳しさを増しています。パンデミック以降の暮らしの変容と多様化、国内小売業者の大型統合など、様々な変化への対応が要求されていますが、同社は日用品・化粧品分野における広範な商品調達力と全国規模の販売・物流ネットワーク、そしてメーカーと小売業の双方に価値を提供する情報力と提案力により、売上高で10期連続最高更新、経常利益においても2期連続最高を達成するなど、安定的な成長を続けています。

あらたがBlackLineの採用を決めた2021年10月当時、経理部門では、限られたリソースで会計基準や法規制の変化に対応し、会社の事業運営を支える中で、業務の属人化が進み、業務プロセスの固定化・ブラックボックス化が懸念されていました。また、次の世代の人材育成という観点からも業務の標準化が大きな課題となっていました。そこで、業務を標準化し、内部統制を“仕組み”として担保し、事業の成長や環境の変化に柔軟に対応できる業務基盤を整備するために、経理オペレーションの変革を促進するソリューションとして国内外で実績のあるBlackLineの導入を決定しました。

導入プロジェクトの概要

【Phase1】
・プロジェクト期間:2021年10月プロジェクト開始、2022年3月稼働
・導入モジュール:タスク管理
・狙い:
 -経理業務に特化したプラットフォームを活用した業務の可視化・一元化
 -可視化・一元化をベースとした業務標準化の推進とガバナンス強化
 -ペーパーレスの推進とワークフロー活用によるリモートワーク環境の整備
【Phase2】
・プロジェクト期間:2023年9月プロジェクト開始、2024年5月稼働
・導入モジュール:勘定照合、仕訳入力、マッチング
・狙い:
 -業務を効率化し、経理機能の高度化を推進するリソースを創出
 -変化対応力の強化

 

株式会社あらた 上席執行役員 業務本部長 根橋央氏は次のように述べています。

「当社は、長期経営ビジョン2030の達成に向け、現在はマイルストーンの第2フェーズである中期経営計画2026において、『成長事業』・『基盤』・『人材』における成長戦略を加速させようとしています。経理部門ではこうした経営方針や戦略に応えるためには、従来業務を正確に行うだけでなく、経理機能の高度化も果たさなければなりませんが、少数精鋭による業務の属人化やアナログ業務の非効率性が、変化への柔軟な対応や持続可能な組織づくりにおいて課題となっていました。BlackLineの導入によって業務の可視化、標準化、統制強化に一定の成果はありましたが、まだまだフル活用する必要があると感じています。個々のメンバーが持つポテンシャルをさらに引き出し、付加価値の高い業務に集中できるよう、今後もBlackLineをはじめとしたデジタル環境の整備を進め、持続的な成長と企業価値向上に努めてまいります。」

ブラックライン株式会社 代表取締役社長 宮﨑盛光は次のように述べています。

「あらた様が、経理業務の基盤としてBlackLineを採用し、活用されていることを大変嬉しく思います。世界経済の先行きの不透明感が一段と強まる中、経理部門への期待がますます大きくなっています。一方で、多くの企業において経理部門の業務負荷の増大や属人化は大きな課題となっています。BlackLineは、最も業務負荷の高い決算プロセスを中心に経理業務の大幅な効率化と標準化、統制強化を実現し、より付加価値の高い業務に集中できる環境を整備することができます。これからも、経理財務部門の人材価値の向上と生産性の向上を果たすべく、あらた様のデジタルを活用した業務変革の進展に貢献して参ります。」

【株式会社あらたについて】

株式会社あらたは、化粧品・日用品における日本最大規模の卸商社です。全国の数多くの卸が結集し、2002年にあらたが設立されました。小売業様(約3,370社)とメーカー様(約1,100社)をつなぎ、情報を一元管理し、消費者のみなさまへ商品をお届けする流通の一翼を担っています。生活のあり方が大きく変わる今、その変化に寄り添って必要な商品をお届けすることはもちろん、「この先もずっと豊かな暮らしを続けたい」という人々の夢をかなえる会社であること。それが、私たちの使命です。経営理念「世の中のお役に立ち続ける」という変わらない想いを胸に、暮らしをもっと豊かに快適に変えるあらたな価値を提供してまいります。

【ブラックラインについて】

ブラックラインは経理業務プロセスの可視化、標準化、自動化、統制強化を実現する経理業務変革プラットフォーム「BlackLine」を提供しています。世界130か国以上、約4,400社の企業、390,000 を超えるユーザーに利用され、日本国内でも100社以上に導入されています。特に決算業務を中心に、既存の会計システムなどでカバーされない手作業をデジタル化することで、経理人材のスコアキーパーからビジネスパートナーへのシフトを支援します。また如何なる環境でも持続可能かつリアルタイムにグループ全体の経理データが可視化されることで、ガバナンス強化や経営の意思決定の迅速化に貢献します。詳しくはwww.blackline.jpをご覧ください。

【ご参考:BlackLineを構成する6つのモジュール】