コスモエネルギーホールディングス、経理シェアードサービスの 決算業務改革を推進する基盤として、ブラックラインを導入
コスモエネルギーホールディングス、経理シェアードサービスの決算業務改革を推進する基盤として、ブラックラインを導入
〜決算プラットフォームによる業務の可視化・一元化で、継続的な業務効率化を推進する業務基盤の確立を目指す〜
クラウド型経理業務変革プラットフォームを提供するブラックライン株式会社(日本法人:東京都港区、代表取締役社長:宮﨑盛光、以下「ブラックライン」)は、コスモエネルギーホールディングス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:山田茂、以下「コスモエネルギーホールディングス」)が、決算業務改革を推進する基盤として、グループのシェアードサービス会社であるコスモビジネスアソシエイツ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:田島義之、以下「コスモビジネスアソシエイツ」)にBlackLineを導入し、稼働したことを発表します。
導入の背景
コスモエネルギーホールディングスは、原油調達から石油精製・販売、再生可能エネルギー事業までを手掛ける総合エネルギー企業の持株会社です。グループ会社であるコスモ石油やコスモ石油マーケティングが石油事業の中核を担うほか、石油化学事業や風力発電事業など、多角的な事業展開を行っています。変化の激しい時代にあって企業価値の最大化を図るため、中長期ビジョン「Vision2030」を策定するとともに、第7次連結中期経営計画を2023年度からスタートさせ、現在のコア事業である石油エネルギーの安定供給と収益確保に加えて、再生可能エネルギーや関連サービスにも投資し、新時代の事業ポートフォリオを育成することで持続的な収益安定化を図っています。
コスモビジネスアソシエイツは、コスモエネルギーグループの経理、財務、購買、総務、人事関連業務を受託するシェアードサービス会社です。コスモエネルギーホールディングスの経理部門とともに連結中期経営計画の基本方針のひとつである「経営基盤の変革」の一環として決算業務改革プロジェクトに着手していましたが、受託するグループ各社の事業規模や事業内容が様々ある中で、各社の業務プロセスが統一されておらず業務に必要な情報が散在し、ブラックボックス化していたため、業務改革を効果的に進める上で決算プロセスの可視化と一元化が大きな課題となっていました。
BlackLine導入スケジュールと狙い
コスモエネルギーホールディングスの経理部門とコスモビジネスアソシエイツでは、こうした課題を早期に解決するためには決算プラットフォームの導入が有効と判断し、2025年5月、決算業務のプラットフォームとして国内外で多くの実績を持ち、国内の大手グループ企業のシェアードサービス会社においても実績があるBlackLineの導入を決定しました。
BlackLineの導入スケジュールと狙いは以下の通りです。
・導入モジュール:タスク管理
・プロジェクト期間:2025年5月 ~8月、2025年9月1日稼働
・期待効果
-グループ各社の決算プロセスの可視化
-ナレッジやノウハウの形式知化と集約
-決算進捗の可視化による決算タスクの遅延防止と管理業務の効率化
-ボトルネックの特定など業務改善に有効な分析情報の収集
-業務の標準化、自動化を推進するための基盤の整備
コスモエネルギーホールディングス株式会社 常務執行役員 岩井智樹氏は次のように述べています。
「コスモエネルギーグループでは主要子会社の経理業務を集約したうえで決算処理RPA化や伝票起票自動化など各種業務改革に取り組んでまいりました。各施策で一定の効果が発現されておりますが業務プロセス全体における一部分に限定されております。昨今のAIを始めとするデジタル技術革新は業務プロセス全体に対する効率性を飛躍的に向上させる可能性を秘めていると感じております。BlackLineは業務プロセス全体の課題を的確に可視化できる有益なツールであると考え導入を決定いたしました。今後は、BlackLineの習熟度を高め、効果的な業務改善サイクルを確立し、継続的に業務効率化を推進するための基盤の整備・拡充に取組む計画ですが、具体的な内容については検討中です。 BlackLineとともに業務改革の更なる深化を実現してまいりたいと考えております。」
ブラックライン株式会社 代表取締役社長 宮﨑盛光は次のように述べています。
「コスモエネルギーホールディングス様が、グループの経理シェアードサービスの基盤としてBlackLineを採用し、稼働したことを大変嬉しく思います。世界経済の先行きの不透明感が一段と強まる中、経理部門への期待はますます大きくなっており、デジタルを活用した業務変革はもはや避けて通れません。BlackLineは、最も業務負荷の高い決算プロセスを中心に経理業務の大幅な効率化と標準化、統制強化を実現し、より付加価値の高い業務に集中できる環境を整備することができます。これからも、生産性と人材価値の向上を果たすべく、コスモエネルギーグループの経理業務改革の進展に貢献して参ります。」
【コスモエネルギーグループについて】
コスモエネルギーグループは、中東地域での原油開発から国内での石油精製、国内外への石油製品販売までサプライチェーンを一貫して手掛けるとともに、石油化学事業や風力発電事業まで、社会に欠かせないエネルギーを幅広く取り扱っています。私たちの最大の使命は、エネルギー調達地域の多様化、災害時の迅速な供給体制の構築など、安全かつ安定的なエネルギー供給の実現を通して社会に貢献することです。また、限られた地球エネルギーを取り扱う企業として環境と社会に配慮し、持続的発展をめざしています。
【ブラックラインについて】
ブラックラインは経理業務プロセスの可視化、標準化、自動化、統制強化を実現する経理業務変革プラットフォーム「BlackLine」を提供しています。世界130か国以上、約4,400社の企業、390,000 を超えるユーザーに利用され、日本国内でも100社以上に導入されています。特に決算業務を中心に、既存の会計システムなどでカバーされない手作業をデジタル化することで、経理人材のスコアキーパーからビジネスパートナーへのシフトを支援します。また如何なる環境でも持続可能かつリアルタイムにグループ全体の経理データが可視化されることで、ガバナンス強化や経営の意思決定の迅速化に貢献します。詳しくはwww.blackline.jpをご覧ください。
【ご参考:BlackLineを構成する6つのモジュール】