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森永製菓、経理財務DXを推進する業務基盤として クラウド型経理業務変革プラットフォームのブラックラインを導入〜経理財務業務の生産性を向上させ、戦略的会計業務への人材シフトとガバナンス強化を図る~

森永製菓、経理財務DXを推進する業務基盤として クラウド型経理業務変革プラットフォームのブラックラインを導入

〜経理財務業務の生産性を向上させ、戦略的会計業務への人材シフトとガバナンス強化を図る~

クラウド型経理業務変革プラットフォームを提供するブラックライン株式会社(日本法人:東京都港区、代表取締役社長:宮﨑盛光、以下「ブラックライン」)は、森永製菓株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:太田栄二郎、以下「森永製菓」)が、経理財務部門のDXを推進し、事業戦略を支える経理財務の業務基盤として「BlackLine」を導入したことを発表します。

【導入の背景】

森永製菓は、1899年の創業以来120年以上、菓子・食品・冷菓・健康(ゼリー飲料等)の多種多様な商品を提供してきました。近年、人口減少や少子高齢化等による日本市場の縮小傾向や健康志向の高まり、サステナブルな社会実現への対応など、経営環境が大きく変化しています。このような状況の中、森永製菓では2021年度より、長期視点での企業価値向上を目指し2030経営計画をグループ全体でスタートさせています。

また、経営計画の基本方針の1つである「事業戦略と連動した経営基盤の構築」を実現するためDX戦略を推進し、2022年2月には経済産業省が認定する「DX認定事業者」に選定されています。

同社では経理部門においても、全社のDX戦略と並行して業務の改善・改革に取り組んできましたが、米国を中心とした海外事業拡大への対応やサステナブル経営に即した管理体制の構築など、経理部が果たすべき役割の多様化に限られたリソースで対処するには、経理財務業務の生産性向上が急務となっていました。

※2022年2月7日 森永製菓プレスリリース:森永製菓は、経済産業省が認定する「DX認定事業者」に選定されました

【BlackLine導入の期待効果】

森永製菓では、これらの課題を解決するためには経理財務業務DXのより一層の推進が必要と判断し、2022年6月よりグループの経理財務の業務基盤としてBlackLineを導入することを決定しました。現在、2022年12月の稼働を目指して導入プロジェクトを進めています。

導入プロジェクトの現段階では、森永製菓本体の決算業務を対象に、業務プロセスの可視化と標準化を進め、決算の早期化と決算品質の向上を目標としています。また、同時に経理財務の業務基盤を整備し、DX化の経験値とBlackLineへの習熟度を高めて、今後の拡張と展開に備えます。

将来的には、導入モジュール及び適用業務の拡張による生産性の向上、さらには、グローバル展開を行うことでグループガバナンス強化を実現していきます。

森永製菓株式会社 取締役上席執行役員 髙木哲也氏は次のように述べています。

「当社経理部では決算業務へ多くのリソースが割かれており、経理部が目指す、経営戦略・支援、事業支援といった「価値創造業務」の実現に苦慮している状況にあります。この状況を解決するためには、経理インフラや業務プロセスをデジタル主体に転換し、生産性を高めることで、リソースを「価値創造業務」にシフトすることが必要であると課題認識しておりました。一方、自社内での業務効率化施策では、手作業が残ってしまい、完全に解決することは難しい状況でした。

そこで当社では、SaaSソリューションによる課題解決を検討し、BlackLineの導入を決定いたしました。BlackLineは会計システムでカバーできない決算監査業務の手作業をデジタル化することができ、経理財務実務の大幅な効率改善につながると考えております。

導入プロジェクトを足掛かりとし、将来的には当社グループ全体のガバナンスを強化すると共に、経理財務社員にデジタルマインドを醸成すること、そして、常に企業価値創出活動を志向する組織カルチャーへ変革していくことを目指してまいります。」

ブラックライン株式会社 代表取締役社長 宮﨑盛光は次のように述べています。

「森永製菓様の経理財務業務の基盤としてBlackLineを採用いただいたことを大変嬉しく思います。すでにプロジェクトがスタートしている決算業務の可視化と標準化を確実に実現させ、DXのさらなる推進による戦略的な会計業務へのリソースシフトとグループガバナンスの強化をご支援させて頂きます。経理組織・経理パーソン一人一人のカルチャー、マインドを大きく変革し、魅力的な働き方を体現して頂けるように、末永くご一緒できるパートナーを目指して参ります。」

【森永製菓株式会社について】

森永製菓は菓子(キャラメル・ビスケット・チョコレート等)、食品(ココア・ケーキミックス等)、冷菓(アイスクリーム等)、健康(ゼリー飲料等)の製造、仕入れ及び販売を主要な事業としております。これらの事業を通じて、安全・安心・高品質に徹底的にこだわった多種多様な商品を提供しております。

2021年5月、2030経営計画のゴールとして、「森永製菓グループは、2030年にウェルネスカンパニーへ生まれ変わります。」という2030年時点の目指す姿「2030ビジョン」を定めました。120余年の歴史で培った信頼と技術を進化させ、顧客・従業員・社会に、心の健康、体の健康、環境の健康の3つの価値を提供し続ける企業になることを目指してまいります。

【ブラックラインについて】

ブラックラインは経理業務プロセスの可視化、標準化、自動化、統制強化を実現する経理業務変革プラットフォーム「BlackLine」を提供しています。世界130か国以上、4,000社の企業、350,000を超えるユーザーに利用されており、特に決算業務を中心に、既存の会計システム等でカバーされない手作業をデジタル化することで、経理人材のスコアキーパーからビジネスパートナーへのシフトを支援します。また如何なる環境でも持続可能かつリアルタイムにグループ全体の経理データが可視化されることで、ガバナンス強化や経営の意思決定の迅速化に貢献します。詳しくはwww.blackline.jpをご覧ください。