ブラックライン、Verity™ Prepareの一般提供開始により、統制された経理財務のためのAIを推進
ブラックライン、Verity™ Prepareの一般提供開始により、統制された経理財務のためのAIを推進
Verity Prepareは勘定照合の準備プロセスを変革し、経理財務チームが透明性、監査可能性、および人的な監督を確保しながら、複雑なワークフローを自動化することを可能にします。
ロサンゼルス – 2026年7月27日 – CFO組織向けのエージェント型経理財務業務基盤(Agentic Financial Operations Platform™)を提供するBlackLine, Inc.(Nasdaq: BL)は、本日、画期的なマルチエージェントAIシステムである「Verity Prepare」の一般提供を開始したことを発表しました。本システムは、会計業務における最も手作業が多く、時間のかかる決算プロセスに、統制のとれた自動化をもたらします。
一般的なテキスト生成AIアシスタントとは異なり、Verity Prepareは専門的なデジタルワークフォースを組織し、証憑書類の自律的な分析、取引の照合、調整項目の特定、および監査に対応可能な勘定照合パッケージの作成を行います。BlackLineは、高度なマルチエージェントAI機能と、透明性の高い論理的根拠および人的な監督を組み合わせることで、会計担当者が完全な監査可能性を通じてプロセスを確実に管理しながら、決算処理を加速させることを可能にします。
経理財務組織が単独のAIアシスタントの利用から、全社規模でのAI導入へと移行する中で、課題はもはや「AIが答えを生成できるか」ではなく、「経理財務リーダーが経理財務記録の一部として信頼できる業務をAIが遂行できるか」という点にあります。成功裏に早期導入プログラムを終えたVerity Prepareは、この度、一般提供が開始されました。これにより、企業は会計業務における最も要求の厳しいワークフローの一つにAIを安心して展開しつつ、エンタープライズ・経理財務に求められるガバナンス、透明性、および監督を維持することができます。
勘定照合準備プロセスの変革
勘定照合の準備は、単に証憑書類を収集する以上の作業です。会計担当者は、複数のシステムからのデータを評価し、構造化および非構造化された経理財務証拠を解釈し、不一致を調査し、適切な調整項目を決定し、その根拠を文書化し、引いては内部統制および外部監査の要件を満たす成果物を作成しなければなりません。このような経理財務的な論理的思考、文書化、およびコンプライアンスの組み合わせは、勘定照合の準備を自動化することが最も困難な会計プロセスの一つにしていました。
Verity Prepareは、これまで手作で行われていた断片的なタスクをAIによって完全に連携されたワークフローに置き換えることで、この課題を解決します。独立したツールに頼るのではなく、複数の専門AIエージェントが連携して準備プロセス全体を実行します。証憑書類を自律的に取り込み、例外を特定し、差異に対する明確な説明を記述し、そして最終的な人間の承認のために構成された、監査に対応可能な勘定照合パッケージを完成させます。
個々のタスクだけでなく、準備ワークフロー全体を自動化することで、Verity Prepareは手作業による負荷を劇的に削減します。この変化により、会計チームは決算を迅速化でき、経理財務専門家はより価値の高い分析、例外管理、および経理財務記録の健全性の保護に集中できるようになります。
経理財務部門の基準に準拠した設計
エンタープライズ会計は、AIにスピードだけを求めているわけではありません。AIによって生成されたすべてのアクションは、経理財務記録の一部となる前に、透明性があり、説明可能で、追跡可能であり、かつ統制されている必要があります。Verity Prepareは、ユーザー、経営陣、監査人、監査委員会、規制当局の要件を含む、エンタープライズ・経理財務に期待されるガバナンス基準に合わせて専用に構築されました。
AIが生成するすべての推奨事項には、透明性の高い論理的根拠、信頼性スコア、および完全な監査証跡が含まれており、経理財務チームはいかなる結果を承認する前にも、結論に至った経緯を理解することができます。人間の判断が最終的な決定権を持ち続けることで、AIは専門知識を代替するのではなく、それを強化する役割を果たします。
ブラックラインのCEOであるオーウェン・ライアンは以下のように述べています。
「経理財務組織が求めているのは、単により多くのタスクを自動化するAIではありません。彼らが求めているのは、最も重要な経理財務プロセスを任せられる、信頼できるAIです。信頼は自律性だけで得られるものではありません。それは透明性、ガバナンス、そして強固な人的監督を維持することから生まれます。Verity Prepareは、専門家がプロセスを確実に管理しながら、会計の最も複雑なプロセスの一つにAIを展開する自信を経理財務チームに与えます。」
早期導入企業における成果
企業はすでにVerity Prepareによって測定可能な成果を上げています。統制されたAIがいかにして決算プロセスを根本的に変革するかを実証し、早期導入企業は手作業による勘定照合準備時間を最大92%削減し、照合プロセス全体で大幅な効率向上を達成しました。
Delaware North社のコーポレートアカウンティング担当、クリス・ジャンブラ氏は以下のように述べています。
「BlackLineのVerity AIによって、私たちはコンセプトから実用的なユースケースへと移行しました。私たちは、仕事の未来がどこへ向かっているのかを積極的に受け入れていきたいと考えています」
エージェント型経理財務業務の推進
Verity Prepareは、BlackLineが掲げる「エージェント型経理財務業務(Agentic Financial Operations)」のビジョンにおける新たなマイルストーンです。このビジョンでは、統一されたガバナンスモデルの下で、専用に構築されたAI機能がCFO組織全体の業務を組織(オーケストレーション)します。BlackLineは、独立したAIアシスタントを導入するのではなく、専門AIを経理財務部門全体で連携させることを可能にし、複雑なプロセスがエンタープライズレベルの統制を維持しながらインテリジェントに実行されることを実現します。
Verity Prepareは「エージェント型決算(agentic close)」を前進させます。月末処理は、手作業で分断された一連の活動から、継続的に組織化された経理財務オペレーションへと変貌します。そこでは、AIが準備、照合、分析、実行を行い、経理財務専門家が経理財務記録の健全性を維持するために必要な監督、判断、および説明責任を提供します。
Verity Prepareに関する詳細は、blackline.com/products/verity-ai/ をご覧ください。
本リリースは7月27日に本社が発表したものの翻訳版となります。原文はこちらから。
【ブラックラインについて】
ブラックラインは、「Close Fast. Shape Value.」を掲げ、決算の担い手から価値創造の主役へとCFO組織の変革を支援する、経理・決算オペレーションハブAccounting Operations Hub(AOH)「BlackLine」を提供しています。決算業務を中心に、既存の会計システムなどでカバーされない手作業をデジタル化することで、業務プロセスの可視化 、標準化、自動化、統制強化を実現。変化の激しい経営環境におけるガバナンス強化と迅速な意思決定に不可欠な、スピーディーで確かな会計データとサステナブルな経理プロセスを構築します。世界 130 か国以上、約 4,400 社、390,000 を超えるユーザーに利用され、日本国内でも 130 社以上に導入されています。
詳細は https://www.blackline.jp/ をご覧ください。