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SAPとBlackLineを活用し、記録から報告までのプロセス(Record-to-Report)のゴールドスタンダードを達成する

※本ブログは、2025年4月1日にBlackLine本社が発行したBlackLine Blogの日本語翻訳版です。原文は、こちらからご覧いただけます。

最近、SAPは「記録から報告までのプロセス(Record-to-Report)のゴールドスタンダード」についての記事を公開し、経理部門を成功へと導くために設計された強力なソリューションスイートを紹介しています。SAPの強みと、SAPと親和性の高いBlackLineの決算ソリューションを組み合わせたこの統合ソリューションは、記録から報告までの全体プロセス(R2R)を効率化し自動化します。BlackLineとSAPがシームレスに連携することで、業務の精度が向上し、リスクが軽減され、決算処理を迅速化することができます。その結果、経理部門とって、よりスムーズで効率的な業務遂行が可能となります。

BlackLineとSAPの戦略的なパートナーシップ

BlackLineとSAPのパートナーシップは、BlackLineの決算プロセスと関係会社間取引管理での市場をリードするソリューションを、SAPの堅牢なERPシステムと組み合わせるもので、これにより経理部門は記録から報告までのプロセス(R2R)を合理化し、より洗練されたものにすることができます。

「Better Together」(組み合わせることでより良いものになる)という言葉の真の意味において、SAPとBlackLineはシームレスに統合された業務基盤を提供し、経理部門にとってのSAPの価値を最大化します。SAPが強力なERP基盤を提供する一方、BlackLineは、決算プロセスと関係会社間取引管理において手作業を排除し、リスクの低減、可視性の向上および自動化によってERPの強みを最大限に引き出します。ネイティブな統合はシステム間でデータを安全かつ効率的に連携させ、経理部門のメンバーはよりスマートに、より少ない労力で業務を遂行できるようになり、分析や戦略的な意思決定のためにより多くの時間を割くことができるのです。

BlackLineはSAP社自身を含む1,300社以上のSAPの顧客にソリューションを提供しています。SAPのCAO(Chief Accounting Officer)であるクリストファー・セッサー氏は、SAP の経理部門がSAP S/4HANAとSAP Account Substantiation and Automation by BlackLineを活用して、エンドツーエンドの会計プロセスを改善し、効率性の向上、透明性の改善、リアルタイムでのレポーティング、そしてリスクの軽減を実現する方法について語っています。

「最も成功している経理組織は、ただ決算を締めるだけではなく、戦略的な価値を生み出しています。SAPとBlackLineは、経理組織がゴールドスタンダードを達成するための基盤を提供し、記録から報告までのプロセス全体(R2R)において、より高い精度、効率性、そして洞察力を実現します。」

スチュアート・ヴァン・ホーテン
BlackLine Chief Commercial Officer

SAPカスタマーの変革の道のり

多くのSAP顧客は、経理オペレーションを未来に対応した形に進化させるため、変革に取組んでいます。これには、クラウドへの移行やSAP S/4HANAへの移行が含まれることが多く、これにより、機能の向上、リアルタイムなデータアクセス、およびより高いスケーラビリティを手に入れることができます。

この変革の一環として、経理部門は従来の業務プロセスを見直し、BlackLineのような効率化、自動化、統制強化を促進するソリューションを採用しています。この変革は単なる技術的なアップグレードに留まりません。それは、アジリティを獲得し、意思決定を改善し、組織を長期的な成功に導く基盤を築くことなのです。

BlackLineが提供するソリューションを導入すると、変革の初期段階において、その成果を享受することができ、成功体験は変革の勢いを加速させ、財務データの信頼性の向上と統制強化をもたらします。これは、より広範な経理業務の変革において不可欠な要素です。

「SAPとBlackLineは、Lexmarkのより未来志向の経理オペレーションへの移行において、当社に大きな恩恵をもたらしてきました。今後の展開を楽しみにしています。」

トレーシー・スターンズ氏
レックスマーク社 FP&A部門 ディレクター

なぜBlackLineを組み合わせる必要があるのか

記録から報告までのプロセス(R2R)における特定のタスクをSAP内で直接実行できる場合もありますが、先進的な企業はBlackLineを採用しています。なぜなら、BlackLineは現代の経理オペレーションが求める複雑さ、データ処理のボリューム、および統制の要件に対応するために専用に開発されているからです。
BlackLineは業界をリードするベストプラクティスを提供し、リアルタイムの照合、自動化されたワークフローおよび統制強化において、ERPを超える機能を備えています。BlackLineとSAPを組み合わせることで、記録から報告までのプロセス(R2R)におけるゴールドスタンダードが実現します。SAPの堅牢なトランザクション基盤とBlackLineの専門的な自動化機能を組み合わせることで、正確性、効率性、そしてインテリジェンスが向上されます。このアプローチは手作業による負担とリスクを軽減し、経理部門はより迅速に決算を完了し、戦略的な活動に注力できるようになります。

「コアモジュールが非常にうまく機能しているので、現在はBlackLineの関係会社間取引管理ソリューションを検討しています。私たちはSAPユーザーなので、当然、最初にSAPのソリューションを検討しますが、SAPだけではエンドツーエンドのソリューションは提供できません。当社のユーザーはすでにBlackLineに慣れているため、関係会社間取引管理ソリューションをグローバルに導入するプロセスはスムーズに進むでしょう。」

ホセ・プラド氏
アンプロ・アメリカン社 グローバルR2R BlackLine設計リーダー

SAPとBlackLineでゴールドスタンダードを達成させましょう

SAPのERP基盤とBlackLineの決算プロセスソリューションの強みを組み合わせることで、両社は一体となって、企業が記録から報告までのプロセス(R2R)の「ゴールドスタンダード」を達成するのを支援します。

ゴールドスタンダードを達成する準備はできていますか。

BlackLineは、SAPの専門家との特別なコンサルティングを提供し、費用対効果の分析と、ゴールドスタンダードを達成するための道筋を描くお手伝いをしています。

<ライター>
Tasha Spellman
Senior Manager of SAP Solutions Marketing
BlackLine

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